日常

興信所に頼むのか自分で浮気調査をするのか(4)

前回のお話
興信所に頼むのか自分で浮気調査をするのか(1)」はこちらから
興信所に頼むのか自分で浮気調査をするのか(2)」はこちらから
興信所に頼むのか自分で浮気調査をするのか(3)」はこちらから

 

ブログのタイトル「50代 ゆるふわライフ」とはかけ離れた内容になってるな…と思いながら書いていますが
いろんな方がいらっしゃるので、何かの参考になればと思い続きを書くことにします。

 

いくつかの興信所の中から、知人と私は大手であろうと推測される事務所へ相談という事で連絡をし伺うことになりました。

私の家から知人の家までは、交通機関を利用し片道2時間かかります(汗

ですが、話を聞いていると、どうも他の友人方と私は解決への方向性が違うと思い、興信所の許可を確認し私自身が同行することとなりました。
(他の方は先のブログにも記載した通り直接突撃する方々でしたので…)

 

初めての興信所という場所に、私の心拍数もかなり上がっていましたが、当事者になる知人はもともと精神状態が良くなかったのもあって動悸が激しくなったと、何らかの頓服薬を飲んでいました。
こんな状況で話をするのは酷な話だとは思ったのですが、今回知人がこのような精神状態になった原因を取り除くことと、治療を進める事を同時並行で行わないと先に進めないという話になり、同行した私は時に知人の話を代理で話しながら相談する形をとりました。

 

事務所はとても小ぎれいな感じで、個人的には私が以前お世話になった弁護士事務所の一室と似た感じに思えました。

お茶を出してくださり、知人がリラックスできるように雑談を交えながら少しずつ現状のお話を聞いていらっしゃいました。

知人も話を進めるうちに心の中に詰まっていたものを吐露出来るようになり、話を進め始めるとどんどん目から大粒の涙がこぼれだし、横にいた私もつられてなぜか泣いていました。

受付をしてくださった調査員の方は、知人の話を全て聴取された後

「残念だとは思いますが、間違いなく関係は続いていると思われます。」

とおっしゃり、知人は覚悟していたとはいうものの結果を待たずしての言葉に嗚咽を漏らしていました。

 

このような雰囲気の中でしたが、調査員の方は今後の動きとして知人にいくつかの提案をされていました。

現在進行中のお話なので、ご提案の内容詳細を書くのは控えさせていただきたいのですが、端的に書きますと

 

追加料金は発生しないオールインワンのプラン 150万コース

 

というものでした。

この調査コースには、対象への調査期間の期限はありませんでした。

証拠がつかめるまで、調査をするというプランだそうです。

なので、通常よくある1日の人員が何名で〇万、車は何を使用するので1日〇万、調査対象者の車にGPSを付けるのでオプション料金追加になって、それが〇〇日だから合計で●●万となりますという加算方式での請求ではないとの事でした。

 

にしても!!!

 

私は自分の事ではないとはいえ、この価格には口から心臓が出そうでした。

ネットで調べていた時は、20万から30万が相場と書いていたので、それを目安にしてはいたのですがはるかに超えるお値段。

興信所と言い出した私たち家族の提案とはいえ、こんな所まで精神状態が安定していない知人を連れてきた挙句にこの価格は申し訳ないの一言に尽きました。

 

ドキドキしながら知人の様子をうかがっていたのですが、口から魂が飛び出たかのように呆然としていました。

本当に申し訳ないことをしました・・・。

 

ですが、その後も調査員の方とお話をしていたら、少しずつ彼女の目に光が入ってきました。

あれ?大丈夫?と心配で何度も顔を見ていたのですが、話の内容の一部に食い気味に反応していたのがわかってきました。

 

「この調査料金、相手の女性からの慰謝料に含めて請求しませんか?」

 

というくだりでした。

この辺りから、知人の生気が見えてきました。

 

「そんなことが出来るのですか?」

「大抵みなさんそうされています。私どもでは提携しています司法関係者も同席した上でお相手の方へ慰謝料の請求、及び、金輪際会うことが無いように公文書への署名を行わせ、尚且つこの約束を反故にした場合、上乗せで追徴の慰謝料を請求する旨を記載いたします。」

 

私も横でお話を伺いながら、そんなことが出来るんだ…と驚いていました。

不貞行為恐るべし。

ただし、着手をする際には全額の一括入金が必要とのことでした。

 

 

次に続きます(5)

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